過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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650:1[sage]
2016/07/12(火) 23:22:04.38 ID:z+x0XDRT0

俺の放った合図の声とともに、雪ノ下は一気にチーバくんに詰め寄り、超えるとも見えずに間境を超えていた。

冷ややかな笑みを浮かべながら、チーバくんの太く短い腕に、対照的なまでにたおやかな自らの両手を優し気にそっと掛ける。


雪乃「Shall we dance ?」


雪ノ下の唇が確かにそう言葉を紡いだように見えたその時、さして力を入れた風もなく、まるで舞うが如く優雅に円を描きながら、くるりとその細身を翻すのが見えた。



―――― 気がつくとチーバくんの身体が鮮やか宙に舞い上がり、陽光を遮りながら黒々とした影を形作る。



そして、次の瞬間にはそのままスローモーションのように地面へと投げ落とされていた。



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