過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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736:[sage]
2016/11/04(金) 22:11:15.13 ID:gvlfRWeM0

だからというわけでもないのだろう、


八幡「 ……… なぁ、今回の文化祭、やっぱりお前にとっては自分の子供みたいなもんだったのか?」


改めて仕切り直すかのようなその問いは、あえて何をか意識するというでもなく、自然と俺の口から滑り出ていた。

多少婉曲な言い回しになったとはいえ、思うところは同じだ。

淡々と相模の補佐に徹する雪ノ下に、平塚先生の言うところの“我が子を育てるに似た楽しみ”を感じていたかどうかまではわからない。

しかし、俺の見る限り、副実行委員長として采配を振るう雪ノ下は、いつになく活き活きと光輝いて見えたのは確かだった。

それはやはり、常に憧れ、その背中を追い続ける姉に自らの姿を重ね、いつかは自分もああなりたいと望んでいるからなのだろうか。

それとも、彼女は彼女なりに、変わりつつあるという兆しなのだろうか。



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