過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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[sage]
2017/01/16(月) 01:02:08.86 ID:V9w0gTrz0
ややあって、俺が再び口を開きかけると、
雪乃「そろそろ昼休みが終るわ。もう行かないと」
まるでわざとそれを遮るかのように雪ノ下が一方的に会話を打ち切る。
八幡「 ――― 逃げるのか?」
雪乃「逃げる?」
俺の言葉に、雪ノ下が首だけで振り向いた。
八幡「忘れたのかよ? 勝負はまだついてないはずだろ」
今更言うまでもないことだが、勝負とは俺が平塚先生に奉仕部に連れてこられたその日、つまり、雪ノ下と初めて会話をした日 ――― もちろん、あの一方的な罵倒が会話と呼べるとするならば、だが ――― 奉仕部の活動を通じて貢献度の度合いでその勝敗を定め、敗者は勝者の言うことをなんでも聞く、というあの取り決めのことである。
そしてそれはまた、あの日、あの場所で、由比ヶ浜と三人で交わした約定でもあった。
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