過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
1- 20
872:1[sage]
2017/01/24(火) 01:50:04.54 ID:4S56k3qM0


一色「 ――― なるほど、よく分かりました」


俺達の会話を耳を欹(そばだ)て、何事か想い巡らせていたらしい一色が口を開く。

まだ抜けきらない幼さの名残があるとはいえ、生徒会長としてそれなりの場数を踏んできただけあってか、彼女の声には俺達の注意をひきつけるだけの厳かな響きがあった。

一色は、雪ノ下、由比ヶ浜、俺の顔を順繰りに見回し、再度その目を雪ノ下へと向けた。

その顔に、俺の知らない尖鋭な色を帯びる。 そして ――― 、



一色「 ―――  だったら、雪乃先輩がいない間に私が先輩と付き合うことになっても構わないってことですよね?」




その口から発っせられたのは、紛れもなく雪ノ下と由比ヶ浜に対する一色からの宣戦布告だった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/596.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice