過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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895:1[sage]
2017/01/27(金) 23:42:43.28 ID:0wVUU5zq0


一色「あ、でも先輩に優しい言葉かけられたら、なんだかまた泣きそうになってきちゃいました。スミマセンが、ちょっとだけ後ろ向いててもらっていいですか?」

ぐすんとひとつ鼻をすすりを上げる。


八幡「 …… お、おう。そうか、そりゃすまん」

今更という気もしないでもないのだが、やはり年頃の女の子としては自分の泣き顔を男に見られるのが恥ずかしいのだろう。

ウソ泣きを含めて妹の小町の泣き顔をさんざっぱら見て育ってきた俺としては、滅多なことでは女の子の涙には騙されないし、例え目の前で女がギャン泣きしても平気で無視する自信すらあるのだが、だからといってこんな時のエチケットを忘れるほど無神経でもヤボでもないつもりだ。

言われるがままに、そのままくるんと一色に背を向けると、



とん



後ろから軽い衝撃を受け、背中に温かくて柔らかな感触が伝わってきた。


八幡「ちょ、ちょっと待て、お前 …… 」/// 当たってる当たってるって、当たってないけど。


一色「 ……… いいんです」

八幡「なにがいいんだよ?」///



一色「 ……… どうせ私はこれ以上先輩には近づけないんですから」 





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