過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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[sage]
2017/02/12(日) 13:02:25.74 ID:yhf5+NBv0
八幡「いや、それだと万が一、その …… 俺とお前が付き合うことになったとしても、今度はお前と由比ヶ浜との関係が気まずくなったりしないのか?」
海老名「なんで?」
小首を傾げ、心底不思議そうに尋ねる。
八幡「なんでって、いろいろあんだろ、お前ら友達なんだし」
海老名「 …… そうだね。でも大丈夫。結衣は私と違って空気読む子だから」
――― それに、と付け加える。
海老名「それで壊れるような関係なら、それまでのことでしょ?」
ごくあっさりと、まるで切って捨てるように口にした。
八幡「 ……… 意外 …… だな」
海老名「何が意外なの?」
呆けたような顔をしているであろう俺に、海老名さんが再び問いかける。
八幡「お前は空気読まずに周りに合わせることができるヤツだって、どこかの女王様が言ってたぜ?」
海老名「あはは、何それ? でも確かにそれ、当たってるかも」
おかしそうにケラケラと笑う。しかしやがて、
海老名「 ――― でもね、ヒキタニくん。相手を思いやる気持ちも確かに大切なのかもしれないけど、もしそれだけの理由で前に踏み出せないとしたら、それもまた、それまでの関係ってことになるんだよ?」
恐らくそれが彼女の哲学なのだろう、揺るぎない笑顔そのままで、さらりとドライな事を言ってのけた。
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