過去ログ - 勇者「やっぱり処女は最高だね」戦士「え?」
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36: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/03/13(日) 14:00:37.37 ID:VYZi8vTWo

元騎士「よう、また会ったな」

一人で街をぶらついていると、昨日のディオさんに会った。

元騎士「おまえ、よくあんな奴と旅なんてできるな」

戦士「はあ」

元騎士「ま、くれぐれもさくらんぼを刈り取られないようにな」

そういうと、彼は紅水晶で妖しく彩られた街路へ入っていった。
俺は意図せず西の区画のすぐ前まで来てしまっていたらしい。

もう日も傾いていたし、宿に向かおう。
そう思った瞬間、一人の商人が目に入った。

その商人は黒いローブで顔を隠し、花街へ向かって荷台を引いている。
荷台は厚い布で覆われていたが、中に誰かがいるような気がした。

ナハトさんに魔適傾向を高めてもらったおかげだろうか。
俺は他人の魔力をほんの少しだけ感じ取れるようになっていた。
俺はどうしてもその荷台の中身が気になり、ナハトさんの言いつけを破って商人の後を追った。


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