過去ログ - 【鬱注意】星空凛「昔の話をするにゃー」【ラブライブ!】
1- 20
26:名無しNIPPER[sage]
2016/03/13(日) 23:59:48.70 ID:uFMLYU1b0
とりあえず凛ちゃんの口調に激しい違和感を覚えた


27:名無しNIPPER[sage]
2016/03/14(月) 01:04:02.73 ID:GNgkcZvTo



28: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 13:52:58.97 ID:jfsIrHQM0
「みんながみんな、疲れきってて。真姫ちゃんだけじゃなくて、大学に通っていたかよちんとか絵里ちゃんも、そうじゃない穂乃果ちゃんとか海未ちゃんたちも連日のテレビ出演で疲れきっていたんだ。」

「それで穂乃果ちゃんがマネージャーと事務所の社長、そして凛たちの前で言ったんだ。『μ'sの活動を休止しよう!』って。」

「事務所はもちろん怒ったよ。でも穂乃果ちゃんが契約…なんだったっけ…を突きつけると渋い顔をして了解したんだ。もちろんその時入ってた仕事はやってくれ、って言われたけどね。」
以下略



29: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 13:58:17.29 ID:jfsIrHQM0
「だけど…凛たちが思ってた以上に、世間はμ'sってグループしか見てなかった。だから、そんなにCDは売れなかったんだ。」

「当然事務所からは圧力がかかったにゃ。だけど真姫ちゃんは前より忙しくなっているからμ's再開というわけにもいかなかったにゃ。」

「そのころからにゃ。ほのちゃんがおかしくなったのは。」
以下略



30: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 14:01:17.88 ID:jfsIrHQM0
「ふぅ…今日はこれぐらいにしてほしい…かな。次はかなり苦しい話になるけど…必ず聞いてほしいな。」

寂しげな笑顔だった。まるで踏み込んではならない領域に踏み込んでしまっているような、そんな気がした。しかし引き返す余地はなさそうだ。

お辞儀をし、その家を後にした。


31: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 14:10:11.22 ID:jfsIrHQM0
重い気持ちで呼び鈴を鳴らす。
「いらっしゃいにゃ〜…あれ?こないだより早いね。」
庭に案内される。

そして唐突に、その元気そうな顔を曇らせ言った。
以下略



32: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 15:00:05.74 ID:jfsIrHQM0
「みんなで頭を抱えたにゃ。『もうここでやめた方がいいんじゃないか』それがことりちゃん、海未ちゃん、真姫ちゃんの話だったよ。」

「今まで事務所と対等に立って話せたのは穂乃果ちゃんの努力あってこそで、穂乃果ちゃんがそんな状態なら私たちでそんなことはできないからここでやめた方がいい、そんなことを言ってた。」

「今思えばそれが正解だったんだね。でも、凛たち…残りの5人はそう思わなかったんだ。ほのちゃんが壊れかけてるのを放っておいてまで、凛はμ'sでいたいと、そう思っちゃった。」
以下略



33:この話はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係ありません[saga]
2016/03/14(月) 15:04:08.76 ID:jfsIrHQM0
「凛は逃げたんだ…穂乃果ちゃんを穂乃果ちゃんとして見ることから、穂乃果ちゃんの今を認めることから。」

「でも不自然に呼び方を変えると距離感が変わるにゃ。無理のない範囲で、ようやく落ち着いたのがほのちゃん、だったのにゃ〜。」

「トーク番組だけ出てもらって、踊るところは外れる、そんな無理矢理な活動がなんとか続いてた。でもわりとすぐに、警察にバレたにゃ。」
以下略



34: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 15:10:33.33 ID:jfsIrHQM0
「悲惨だったにゃ〜。出てくることの少なかった真姫ちゃんまで疑われて。もちろんμ's全員薬物検査をさせられたよ。」

「店頭に並んだCDは全部回収、レコード会社からの契約打ちきり、CMに出ていた企業からは軒並みバッシング、事務所からは背信行為で訴えられて道を歩けば石を投げつけられる、そこまで追い込まれたんだ。」

「海未ちゃんなんて律儀すぎて…この言い方は少し変だけど…自宅で首を吊りかけたくらい。」
以下略



35: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/14(月) 15:19:02.22 ID:jfsIrHQM0
「凛がああなってたのは、そのゴタゴタしてたときに、かよちんに手を上げちゃったからなんだけどね…」

「はぁ…今はみんな何をしてるのかな…」
その言葉は…解散以来、会っていないことを示しているのか。どこか遠くを見つめる彼女の顔は、とても寂しげだった。

以下略



50Res/25.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice