過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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23:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/03/14(月) 23:10:15.18 ID:IMTIxRj1O
――――夜、焚き火の明かり、壕

パチパチ……パキッ

吹雪「……あったかい」

如月「ちょうどいい木の枝があって良かったわ」

吹雪「……火を点けるくらいなら、艤装の火花くらいで何とかなるしね」

如月「発砲できる程じゃないけど」

吹雪「無いよりマシだよ……」ハァ

如月「…………貝、焼けたかな?」

吹雪「……焼きハマグリサァン」ボソッ

如月「んっふ」

吹雪「あ、ちょっと笑った」ニヘッ

如月「うん、面白かった」クスクス



吹雪「…………」

如月「…………」



吹雪「……気が滅入るね」

如月「……そうね」

吹雪「何に気が滅入ってるのか分からないのが更に滅入るんだ……」

如月「記憶が無いんだもの、しょうがないわ」

吹雪「…………」

如月「……吹雪ちゃん? 震えてるの?」

吹雪「……寂しいの、帰りたい……思い出したい……皆が、顔も分からないけど、皆と居たって事だけは分かる」

吹雪「帰れば……帰れれば元通りになれるはず、なのに……」グスッ




如月「――!」






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