過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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881:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/12(日) 22:25:11.67 ID:Elkoh38iO
伊58「吹雪――煙幕を張るでち……これ以上は、お前も、ゴーヤも無理でちよ……」

吹雪「くっ……」

目の前で、目も開けられない様子の伊58の声。

呂500「でっち、イムヤ回収した!」

伊58「オッケー、逃げるでちよ……吹雪」

吹雪「……了解」

艤装の発煙管が白煙を上げる。
元々の霧と相まって、月光を吸い込み濃いカーテンと化した。

伊58「南に舵を取るでち……島群がある――そこに潜んでやり過ごすでち」

呂500「イムヤおっも……急ぐですって吹雪! ろーちゃんもこれじゃ速さ出せないですって――!」

吹雪「ええ……ゴーヤさん、縛着します」

伊58「急ぐでち……夜も深くなれば、艦載機も振り切れるから……」

二人は、負傷したその二人を引き――指示通り一路南を目指して。

傷付いた彼女らを見て――また一つ、苦々しげに吹雪は自分を嘲笑った。




――右腕の激痛が、今さらやってきた。







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