26: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/03/14(月) 21:43:31.07 ID:BMHm4lO9O
その後、警備員と他愛のない話をしながら、やがてここに来るだろう右京さん以外の人を待っていた。
「…」
恐らくここの専属アイドルかな…。
あまりアイドルに詳しいわけではなかったから、誰かは分からない。
けど、例えそれか誰だとしても…。
「…?」
「…?」
「…?」
…。
まるで、捕まった子供を見るような目がアタシの精神を徐々に削っていく。
…。
誰でもいい。
この警備員さん以外の関係者なら、誰でもいいから話しかけて欲しい。
それならこんな風に見られることはないはずだから。
「多分もう少ししたら来ると思うから」
「…はあ…」
この寒空、なんたって警備員のおじいちゃんと一緒にいなきゃいけないんだろう…。
呼ばれたから来ただけなのに…。
「…」
…来たのは、アタシの意思、か…。
「…あのー…」
「!」
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