過去ログ - 艦隊これくしょん story of memory 第一章 暴竜と呼ばれた男
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38: ◆OotaGP5eR12I[sage]
2016/03/15(火) 14:25:55.40 ID:XsRRATOE0

響「な、ななな何で!?何で私は宙吊りにされているんだ!?」

提督「上官への暴言は重罪だ。むしろ、この程度で良かったと思え」

電「ひ、響ちゃぁぁぁぁん!!!」

金剛「ホ、What's happened!?」

雷「何で響は浮いてるの!?」

提督「浮いてなどおらん。響の服を見てみろ」

三人と宙吊りにされている本人は服を確認した。響の服には何百本もの細い溝が走っていた。よく見るとそれはロープだった。つまり彼女は白く細長いロープでぐるぐる巻きにされていたのだ。グローブを嵌めた左手の五本の指を不規則に動かしながら提督が説明する。

提督「これはロープや縄を射出し、ある程度自由に扱えるグローブだ。そして、それなりの技術と筋力が必要だが、この様に不規則に指を動かす事で、吊るした物体の重量も多少は緩和する事が可能だ」

実際少女とはいえ人を片手で持ち上げるには無理がある。提督曰く妖精の技術によって開発された代物で、指を絶妙な動きで動かす事で重量のエネルギー等の負荷を指先から逃がせるそうだ。

雷「よく見たら響を縛ってる縄が真上の天井、そして司令官のグローブと繋がっているわ」


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