4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/15(火) 01:22:58.36 ID:HDvSvbTV0
「はぁ……」
「奈緒に見つかるよ」
大きくため息を吐く加蓮に注意をする。見つかったところで問題はないのかもしれないが、こういう事は穏便に済ませておくべきだろう。
「奈緒ならもうしばらくかかるでしょ。だいじょーぶ」
奈緒の方を見もせずに言い切るあたり、加蓮の奈緒に対する理解度は相当なものなのだろう。まぁ、私も同じくらい理解はしていると思うが。
「さっさと奈緒が告白してPさんと付き合ってくれれば諦めもつくんだけどなー」
ようやく机から顎を離した加蓮がポテトをタバコのようにくわえて愚痴る。
「無理でしょ。奈緒だよ」
「だよねー」
「「はぁ……」」
二人揃ってため息を吐く。いくら何をしようが、何を言おうが、私達の想いはプロデューサーに届く事はないだろう。奈緒が居る限り。
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