99: ◆Cw2PhzmA8Q
2016/03/24(木) 18:36:57.81 ID:Zk3sPQgpo
八幡「俺たちも学校へいこうぜ、遅刻するぞ」
雪乃「あなた一人で行きなさい、わたしは帰って寝るわ、パンさんと寝るわ」
八幡「そうか…気をつけて帰れよ、じゃな」
雪乃『…いじわる、そういうところ嫌いだわ」
雪乃が去りゆく八幡の裾をつかんでいた
八幡「学校行きながら話そうぜ、マジで遅刻するぞ」
雪乃「遅刻ぐらいなによ…あんなところにあなたはいきたいの?変わってるのね」
八幡「雪ノ下…いったいなにがあった、普段のおまえらしくないぞ」
雪乃「普段のわたしってどんなだったかしらね、覚えてないわ」
八幡「優等生で模範にはならないけどまじめな生徒だったよ」
雪乃「そう…ただ教師から嫌われたくなかっただけかもしれないわね」
八幡「…わかったよ、ロッジ風の名古屋発祥で全国チェーンの喫茶店にでもいって話すか?」
雪乃「いいけど、そこ紅茶置いてあるかしらね?」
八幡「喫茶店なんだし紅茶ぐらいあるだろ」
雪乃「ならいいのだけど…」
八幡「何自転車見てるんだ?」
雪乃「わたしも小町さんみたいにあなたの後ろに乗りたいわ」
八幡「…本当におまえらしくないな…いいよ、乗れよ」
雪乃「うん」
八幡「おい、なんで腕を俺の腰に回すんだよ」
雪乃「正しい青春の二人乗りよ」
八幡「そうですか…しっかり捕まってろよ」
雪乃「…これからもあなたに捕まっていくからよろしくね」
八幡「? なにかいったか?」
雪乃「なんでもないわ」
八幡がゆっくりと自転車をこぎ出した
238Res/162.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。