過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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110:372 ◆vZOyjdZrOo[sagesaga]
2016/04/25(月) 23:36:57.67 ID:ljlgzwMAO

で、麹義様のお相手なのだが。

本人は官軍の校尉で、家は三代続けて将軍位を持っているという。
だが、先に本人に引き合わせてもらった時に私が思ったのは

(何だこの生っ白い優男)


だった。

試しに。とこちらから礼を尽くして手合わせしてもらうと、私の見え見えの隙にあっさり引っ掛かるわ剣を振るうのも隙だらけの大振りだわ私が簡単に避け続けると周りを見ずに真っ赤な顔でバカ正直に突っ込んで来るわ

正直、蛮族の新兵共や黒山賊の下っ端の方が手応えある。

一応上司の見合い相手なので、苦戦の表情だけ作っていなしながらワザと押されてやると


「はん。袁の将も大した事無いな!!」


思わず跳ね飛ばすのに全力をかけて、倍ぶっ飛ばしてしまった。


閑話休題(それはまあ置いといて)

さて見合い当日。
袁逢様より下賜された私の碌では絶対に買えない 高価な礼装を夫婦揃って身にまとい、先に指定された酒家へやって来た。

丁重に離れの座敷に案内され、これまた丁重にもてなされる。
この時点で妻は舞い上がっており、何を出されてもすごいすごいを連発。

……妻よ、私を萌え殺す気なのか?いや妻に萌え殺されるなら本望だが。

妻に萌え癒やされてるのも束の間、酒家の主から 両家の到着を知らされ慌てて居住まいを正していると、まずは麹家の方々に付き添われながら麹義様が入って来られ少し遅れて見合い相手の校尉(らしい)殿と御一統様が入って来られた。



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