過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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385:372 ◆EJqo97Z.fg[sagesaga]
2016/09/10(土) 19:51:37.43 ID:xYPr1c6A0


結局、袁紹様の、

「この子達が夜回りの者を驚かせる。
というのなら、鈴でも付けましょうか。

私(わたくし)から言わせれば、どのような事態にも動ぜぬ胆力無き者が 夜回りをしている事が問題と思うのですが」


で、解決。

確かに、猫に脅かされる位で怖がるなら曲者の奇襲になぞ対応出来まい。

内心頷いていると、


「所で横着。貴男には罰を与えます」

袁紹様の通告に続いて、小さくて柔らかくて温かい者が渡される。


みぃ。


私の腕の中でもぞもぞと 逃げだそうともがく子猫。


逃げないように懐に閉じ込めた私に、

「今回の騒ぎの犯人です。責任持って見張ってなさい」

袁紹様から御定が下る。

懐でまだもぞもぞして妙にくすぐったいのを我慢しながら、神妙に御定を受ける。


かくして、猫探しからの 騒動は終結した。


後で気付いた。

厩舎の側であれだけ騒いだのに、馬達がよく暴れなかったものだ。





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