過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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◆EJqo97Z.fg
[sagesaga]
2016/10/06(木) 01:12:26.46 ID:Kp0H2K8A0
満足気に頷かれる義父上だが、何か気付かれたように笑みの種類を変えられて、
「時に婿殿。もし婿殿に官職を買えるだけの銭があれば、何を望まれる?」
そんな問いを私にされる。
考えた事も無い問いに、
「そうですね……」
しばし考え。
「あるかは判りませぬが 『漢全土の道や水源を扱える』
そんな官職や権限があれば、手に入れたいですね。
実際、袁領と外の街道整備の差が激しすぎます」
象を運んだ時に体感した事からの想いを伝える。
まるで息子のねだり事を 聞くように、笑みを絶やさず頷きながら耳を傾けられる義父上。
私の言葉が終わったのを 見計らったように、部屋の外から酒肴が届いた知らせがされる。
「まあ難しい話はここまで。
ちょうど楽しみが届いた。
ここからは気楽に、日頃の諸々を晴らすが良い」
その後は義父上と、日頃のあれこれを杯を片手に 大いに語り合いながら痛飲した。
翌日、知らぬ間に家の寝床にいた私の前に粥を持った妻が、
「お酒は程ほどになされまし……ね///」
艶々の顔で柔らかくたしなめながら、そばに寄ってきた。
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