過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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470:372 ◆EJqo97Z.fg[sagesaga]
2016/10/25(火) 21:11:03.28 ID:3K10a4nA0

>>408の続き。


★★★★★★★★★★★

「おう。入れ」

返事があったので、中に長男を連れて入る。


「お久しゅう御座います。兄上」

長男共々礼を執ると、

「全くだな。変わりないか?」

そこには昔と変わらぬ兄上がいた。


「しかしまあ、『馬を買える当てを知らないか』と文が来た時は何だと思ったが。

まだあの馬使っていたのか。
いい加減老いぼれだろうに……
いくら慣れていると言うても楽にしてやれ」

呆れたように嘆息しながら話す兄上。

「いえ。こちらとしては そのつもりで世話をしておりましたが。
馬の方がそれをよしと思わなかったようで」

……実際、長男の練習に 日暮れまでひたすら付き合っていたし、最近は次男を乗せて日長ぽくりぽくりとのんびり過ごしている。


「で、だ。当てはある。 先方にも話は通してある。

いつ行くのだ?」




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