過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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824:俯瞰者 ◆e/6HR7WSTU[sagesaga]
2017/09/24(日) 17:34:06.32 ID:dCivrWeA0

「で、この先はどうする つもりなの?」
案件の山を三人で片付けた後何故か曹操様に、
「城下に行くわよ、同行なさい」
とお供を仰せつかった。現状を考慮して丁重に辞退したのだが、
「ふうん、確か袁の横着という人物は主には忠誠を誓う真面目な人物だと 聞いているけど?
貴男は横着の名をかたる 偽物なのかしら?」

……何かおかしい。確かに主、ここなら曹家だが 当主本人に忠誠は禄の分しか持ってないぞ。
というか、ほとんど表に出ない私の事を調べる暇人がいるのか?

「いるのよ」
「そう、ですか……」

曹操様に言い切られると、何故だか押し切られてしまう。不思議な事だが。


「で、何故私達はここに居るのでしょう?」
「私がここに来たから。でしょ?」
陳留城下の酒家の二階に 曹操様と私。更に夏候惇殿が揃っている。

というか二階丸ごと一間で、更に当たり前に貸し切るとは袁にも負けていない。
「いいえ、麗羽なら専用の店を建てさせる位はするでしょう。悔しいけど この差が曹の現状ね」

……する、か?出来ない事はないが、多分豊(田豊様)が理由聞いて場合によっては止めるだろうし。袁紹様自体身の回りやら対外的なモノにはそれなりに金はかけるが、こういう場所は南皮城内で済ます傾向にあるしなぁ。

私が微妙な表情をしていたのか少し怪訝な声で、 「違うのかしら?」
問うてくる曹操様。
「そこまで奥向きに深くかかわってはおりませんので。曹操様の方がその点には接点が御座いましょうし」
正直に返答すると、互いに黙してしまいこの話題は立ち消えた。


「それよりもですな、何故この三人なのでしょう?」

曹操様と夏候惇殿、それに私。
どういう接点でどういう意図なのか、困惑している私である。




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