過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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902:一ノ瀬 ◆lAEnHrAlo.[saga sage]
2017/11/28(火) 00:03:45.00 ID:Ai2FHL2oo
「華琳、だろうな」

その呟きを絡新婦は意外に思う。きっと違う名が……彼が支える光を纏う少女の名が出てくるとばかり思っていたのだが。

「わー、意外ですねえ。これは二郎さんが博徒という証左なのかなー?
 よ!浮気者!にくいぞー」
「七乃よ。お前なあ。俺を煽るとしてもそれはないぞ。いっそ興ざめだってばよ」

やれやれ、と首を振る青年に張勲は満足げな笑みを浮かべる。それは刹那ではあるから目の前の青年には捉えられていない。
そしてわざとらしい涙目で抉ればよい。

「ふぇーん。だったらどうやっていけばいいのですかー。
 生きるすべのない私と美羽様。これは野垂れ死ぬしかないじゃないですかあ」

あのなあ、と言い募る青年の思考試験。
これは面白いことになってきたなあと思いながら張勲は、だからこそ慎重になる。一体この場を誰が見ているのだろうと。

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