過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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954:俯瞰者 ◆e/6HR7WSTU[sage saga]
2018/01/30(火) 22:43:35.80 ID:15vX53AC0

「滅しては駄目なのか?」
朝敵になる可能性がありますが。
「腕ずくなら話が早いが?」
なら、私が片付けています。「だな」
「なぜこんな面倒臭いことをするのだ!」

……根本的に片付ける為、ですな。
これがまぁ三公九卿なら、餌付けするという選択も出来るのですが。その辺りまで行くと出張ってまで集金には来ないでしょう。
中途半端な官位、役職故に小銭集めに来るのでしょう。なら、「陳留に行ってもろくな事が無い」と……

いや、待てよ。

「将軍様。仮定の話ですが、そういう小悪党が罷免された場合どうなりますかね?」
「陛下やその周辺の機嫌次第じゃが、単純に財没収の上追放。が、ほとんどか
の。
じゃが、その手の人物を拾っても主に忠誠を誓うとは限らんぞ。むしろ面従腹背獅子身中の虫ともなりうる。
良策とは言えんな」
「いや、単純に使えば良いかと」
「どう云うことじゃ?」

こちらの言わんとする事は理解しているが完全には把握出来ていない将軍様が渋い表情をされる。

「本当に急所となるモノは主の信を得た人物で固めるのは基本でしょう。
それ以外の場所でこき使えば良いかと。
なんせ自分のカネで学んで、宮中なぞというデカイ場所で日々経験を積んでいるわけですよ。

そんな便利な奴が頭を下げずとも手に入る。
しかも伸びる奴の替えにもなる。
本当の悪党なら潰せばいい。
頭の良い阿呆の使い途は結構有りますよ」


「……お主、官軍なら軍師になれるぞ。軍部で良ければ上層部の職を斡旋するが」
「今はそれよりも阿呆の扱いをどうするかが先でしょう」

「そ、そうだ!か「曹操様だな」……ごほんっ、曹操様の心労を取り除く方策を考えてもらわねば!

で、横着。どうすれば良い?」
「まぁ、曹操様の名代は元讓殿。副官として私、拗れた場合に備えて許将軍様。
後はあの手の奴は酒色で釣ると食いつくが」
「そうだな。一応は役人だし、酒食でもてなすのも致し方ないか」

……ずれているような気もするが、まあいいか。




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