過去ログ - 凛「ちょっと壁際に立って」李衣菜「なんで?」
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1
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:04:21.85 ID:kyOy+L+dO
―――事務所
P「…………」カタカタ…
凛「お願い」
李衣菜「だからなんでさ」
凛「やってみたいことがあって」
李衣菜「私が必要なの?」
凛「うん。李衣菜じゃないとダメ」
李衣菜「そう言われたら……まぁいいけど」テクテク…
李衣菜「……こうでいいの?」
凛「ん。それじゃあ――」
李衣菜「へ?」
どんっ
李衣菜「…………」
凛「どう? 壁ドン」
李衣菜「顔が近い」ペシ
凛「あうっ」
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2
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/03/15(火) 20:05:37.26 ID:++BMYqdTO
心に瑠璃子
3
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:07:44.46 ID:kyOy+L+dO
凛「ひどいよ李衣菜……。普通はドキッとしてときめくものなのに」
李衣菜「なんの脈絡も無しにやられても困るだけなんだけど……」
凛「そう?」
以下略
4
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:11:01.40 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「――たとえば、夕焼けが綺麗な放課後の廊下で」
凛「いいね」
李衣菜「同級生の男の子と他愛の無い会話中、不意にお互いはにかんで黙っちゃって……」
以下略
5
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:13:17.90 ID:kyOy+L+dO
とんっ……
李衣菜「優しく顔の横に手をついて、こう言う――」
以下略
6
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:15:59.38 ID:kyOy+L+dO
P「とんでもない巻き込み事故を食らった……あああ、お茶がモニターに」フキフキ
李衣菜「実際問題、そんなシチュエーションなんてほぼないでしょ? 学園ドラマじゃあるまいし」
以下略
7
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:18:09.96 ID:kyOy+L+dO
凛「私女子校だから、みんなそうやっていろんなことして遊んでるの見てるんだよね」
李衣菜「あー、分かる。うちの学校でも女子グループはそういう遊びしてるなぁ」
凛「李衣菜は混ざらないの?」
以下略
8
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:20:42.06 ID:kyOy+L+dO
凛「大丈夫、李衣菜には私という相棒がいるからね。1人じゃないよ」
李衣菜「そりゃどーも……」
凛「そんなわけで、2人でもっと壁ドンやってみよう」
以下略
9
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:24:01.90 ID:kyOy+L+dO
凛「別に、プロデューサーでもいいんだけど……」
李衣菜「出番ですよプロデューサー! やったね!」
P「ターゲットから外れて嬉しそうだな李衣菜」
以下略
10
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:26:01.62 ID:kyOy+L+dO
凛「……背、高いね」
P「凛も高い方だろ?」
凛「プロデューサーに比べたら、だよ。ちょっと屈んでくれる?」
以下略
11
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:27:11.26 ID:kyOy+L+dO
凛「…………」
P「……けっこう近いな」
凛「…………」
以下略
12
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:29:39.22 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「はぁ、はぁっ……黙って見てればいい気になってぇ!」
凛「李衣菜だってやってみれば分かるよ! あんな距離でプロデューサーと向き合ったらああなるに決まってるでしょ!」
李衣菜「お、……おぉ♪」
以下略
13
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:31:48.49 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「さ、プロデューサー。屈んで屈んで」
P「あーもう……ほら、これでいいか?」
李衣菜「んー、あと少しお願いします」
以下略
14
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:33:32.66 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「…………おお」
P「やっぱ近い。そして腰がつらい」
李衣菜「で、ここから――」
以下略
15
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:36:50.17 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「と、まぁこんな感じですよ。本能のまま抱きつくような子とは違いますからねっ」
P「ちょっとドキッとしたぞ。案外かっこいいところあるじゃないか、李衣菜」
李衣菜「えへへへ♪ そうでしょそうでしょ、ロックでしょー♪」ニッコニコ
以下略
16
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:41:30.24 ID:kyOy+L+dO
李衣菜「へへー、プロデューサーに褒められたー♪ って凛? なんでむくれてるの」
凛「……プロデューサー、もう一回。今度はちゃんとやるから」
P「ま、またか? どうせすぐ……」
以下略
17
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:45:22.04 ID:kyOy+L+dO
凛「次は……肘ドンを試すね」
P「肘ドンって」
李衣菜「手じゃなくて、肘使って壁をドンってするやつですよ。その分顔ももっと近づきますけど」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/03/15(火) 20:47:17.83 ID:9ZPc0ShDO
なんかクスッとくるな
19
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:48:20.48 ID:kyOy+L+dO
凛「こ、こほん。やるにはやるよ、私にだってプライドが……!」
P「はいはい分かったよ……。どこからでも来いっ」
凛「よし――行くよ!」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/03/15(火) 20:50:44.96 ID:DBCaaiEo0
りーなとPの距離感が心地いい。恋愛感情じゃなくて信頼なのが
21
:
◆5F5enKB7wjS6
[saga]
2016/03/15(火) 20:50:49.19 ID:kyOy+L+dO
P「お、っま……ず、頭突きもらうとは思わんかったぞ……!」ズキズキ…
李衣菜「だ、大丈夫ですかプロデューサー? うわ、赤くなってますよ」サスサス
P「いてて、あ、あんまり触んないでくれ李衣菜……」
以下略
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