347: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 22:59:23.90 ID:bORNzi8VO
ーー二階・階段(バリケード)
グオオオ!
348: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:01:23.82 ID:bORNzi8VO
美紀「そ、そんな……!?」
永井「僕が始末する。直樹さんはこれを恵飛須沢に投与してくれ!」ブンッ!
349: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:04:55.05 ID:bORNzi8VO
ドシュッ!!
350: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:07:37.57 ID:bORNzi8VO
黒い幽霊は頭部のなくなった死体の足をつかむとそれを振り上げ、すこしはなれた位置にいる“かれら”にむかってハンマーのように振り下ろした。死体の首の断面が天井をこすり、設置してあった蛍光灯を割った。その破片が“かれら”に刺さるまもなく、“かれら”の身体はつぎつぎに潰れていった。
永井「おい! こっちに血をとばすな!」
351: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:09:21.06 ID:bORNzi8VO
美紀「はぁはぁ……」タタタ...
ガラッ!
352: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:11:06.76 ID:bORNzi8VO
プス...
353: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:14:40.67 ID:bORNzi8VO
IBM『おまえも……頭を……』ゴッ!
かれら『ギッ....!?』
354: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:16:08.70 ID:bORNzi8VO
永井「!」
IBM『……』
355: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:19:45.33 ID:bORNzi8VO
永井「とまるな! とっとと逃げろ!」
美紀は階段をかけあがり、踊り場まで走った。永井の幽霊はバリケードの上から動かず、自分が壊した机の足を握った。踊り場をまわって三階へと逃れようとする美紀の逃走を遮るように割れた机が飛んできた。
356: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/06/14(火) 23:22:19.55 ID:bORNzi8VO
どこにひそんでいたのか、太郎丸が階段をかけ上がり、幽霊の首に噛みついた。
美紀「た、太郎丸!?」
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