421: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:32:49.32 ID:HgV8Ahl2O
悠里「そろそろ……」
胡桃「ああ、そうだな」
422: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:35:13.36 ID:HgV8Ahl2O
胡桃「気休めなんかじゃないぞ。あいつは絶対死なないからな」
美紀「……」
423: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:36:40.43 ID:HgV8Ahl2O
美紀はいつのまにか微笑んでいた。自分の言った言葉が気休めではなく、心の底からの思いに変わっていることを感じながら。学園生活部の先輩たちは、もうこのさみしがりの後輩を心配しなくてもいいと思った。
胡桃「それじゃ、いくか」
424: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:39:10.04 ID:HgV8Ahl2O
ーー屋上
屋上に出ると、ヘリコプターのホバリング音が上空から聞こえてきた。音のする方向に目を向けると、そこには迷彩色が施されたヘリコプターが学校から西の方角の上空で待機している。
425: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:42:29.23 ID:HgV8Ahl2O
由紀は屋上についたときから、いやな予感を抱いていた。上空に浮遊するヘリコプターの存在は、卒業という門出の行事にはふさわしくないように思えたからだった。しかし、永井がこの校舎から旅立ち、再会を信じながら次は自分たちが卒業するのだというそのとき、美紀たちに、来訪者に不吉な予感を読み取ったことを伝えるのは、由紀にとっては恐ろしい行為だった。
ヘリの揺れはいよいよ大きくなっていった。ホバリングしている地点で左右に揺れているだけだった機体は、突然そのバランスを崩し、機首を上下に激しく揺らしながら、制御を失っていった。
426: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/08(金) 23:44:14.97 ID:HgV8Ahl2O
今日はここまで。
今月の『亜人』、佐藤さんの「君ならできる」発言に心底吹き出してしまった。やっぱ、この人頭おかしい。
427:名無しNIPPER[sage]
2016/07/09(土) 00:15:05.68 ID:uiX4bZLaO
おつ
428:名無しNIPPER[sage]
2016/07/09(土) 01:51:12.90 ID:LUVBuiEiO
乙
どうなっちゃうの
429: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/20(水) 23:27:34.94 ID:uByMCkSUO
>>1 です。更新が遅くなってすみません。
前回の投稿分の訂正を少ししてから、今日の投稿をはじめます。
430: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/20(水) 23:28:25.94 ID:uByMCkSUO
>>413 訂正
ーー学園生活部
由紀「さあここが! 学園生活部の部室です!」デデン!
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