過去ログ - 男「神待ち掲示板、かぁ」少女「……」
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28:名無しNIPPER
2016/03/18(金) 20:57:54.35 ID:dHpMfJiGO
ー男の家・午前ー

少女「………うん、これなら、出来そう」

少女「………? ここ辺りの、住所?」ポンッ

【強盗傷害、窃盗、器物破損等の容疑で〜】

少女「この辺りにも、いるんだ」

少女「男さん、大丈夫、かな………?」

少女「あっ、やることやらないと」パタンッ

少女「まずは掃除機をかけて」

少女「窓拭きして」

少女「上拭き」

少女「お風呂掃除して」

少女「自分の洗濯物畳んで」

少女「男さんの、は………乾いてない」

少女「あ、お昼ご飯。何食べようかな」

ー男の家・午後ー

少女「ん、これなら、男さんにも、食べてもらえる、かも」

少女「あ、昨日の復習しないと。折角分かったんだから」

少女「………」カリカリ

少女「………」カリカリ

少女「………」カリカ…

少女「………Zzz」

少女「………っ! やっぱり、1人だと集中できない、な……… あっ、ご飯つくろ」

ー男の家ー

男「ただいま、少女」

少女「おかえりなさい。ご飯、出来てます」

男「うん、ありがとうね。それと、今週末に先輩と少女、僕の3人でご飯食べに行くことになったから。よろしくね」

少女「え、えぇっ? 私も、ですか?」

男「うん。これ、先輩からのやつね。それのお礼として、だってさ」

少女「で、でも、私、お金………」

男「今、君は、僕の、同居人。一時的とはいえ僕がここの主人なの。だから、お金のことは僕に任せて。いい?」

少女「………なら、甘えさせて、もらいます、ね?」

男「ん、素直でよろしい。あとどの店かを決めるのも少女なんだけど、希望決めといてね」

少女「………! なら、ファっ」

少女「ファミ、ファミリー、レストラン、が、いい、です………」

男「いいけど、どうしてそんな自信なさげにするの?」

少女「こういうときに、あそこを選んでいいのかなって、思って………」

男「少女に選択権があるんだからいいんだよ。先輩もそういうの気にしない人だから大丈夫。というか、ここ数日一緒に過ごしてわかるでしょ? 先輩とも電話で話したし」

少女「は、はい」

男「なら気にしない。行きたいとこに行きたいって自信を持ってはっきりと言うんだ。僕は理由がない限り理不尽に否定するような真似はしないからさ」

少女「っ、はいっ!」

男「ん。ご飯、いただきます」

少女「どう、ぞ」ウルッ

男(こんなことで泣くほど、かぁ。一体どれだけ環境が酷かったのか想像することも難しいな………)


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