過去ログ - 二宮飛鳥「ボクに与えられたヒカリ」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/23(水) 02:22:27.17 ID:tYqj4p5q0
ボクは、故郷を離れてプロデューサーと東京に訪れた。
今日からボクはこの東京で、輝くアイドルを目指すんだ。
最初に、プロデューサーと一緒に事務所を訪れた。
事務所はパソコンで調べた時に見たものよりもとても大きく感じた。

「どうだ、飛鳥。ここでお前は輝いていくんだ。感想とかは?」

ボクはぽうっと頭に思い浮かんだ言葉をそのまま口にした。

「…とても大きいね、ここが…フフ、そっか、ここがボクのスタート地点なのか」

その事務所はアイドル育成を中心としているプロダクション。その名を「美城プロダクション」。
みしろ、と読むが、アイドルたちには3、4、6を「みしろ」に当てはめて、「346プロダクション」
と呼ばれるとか。

そんなことを思いながらプロデューサーについていっていたら、プロデューサーは何かの手続きを済ませているようだった。

「さぁ、飛鳥。お前はこれで晴れてこの美城プロダクションのアイドルだ。」

「そうだね。で、次はどこへ行くんだい?」

「もう日も暮れてきたし、女子寮だよ。車に荷物詰んだままだっただろ?」

「そういえばそうだったね。さぁ、戻ろう、プロデューサー」

少し小走りで車に戻るボク。
無意識に今の状況を楽しんでいたのだろう、あまり表情を変化させないボクは、
少しだけ笑っていた。






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