過去ログ - 二宮飛鳥「ボクに与えられたヒカリ」
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39:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/18(水) 22:03:00.57 ID:TLKIOLza0
LIVE当日。
ボクと智香は既に衣装に着替え、舞台袖でステージを待っていた。

「…もうすぐだ、ボクたちのステージが」

「うん、いい具合に緊張してきたよ〜…」

智香は早く動きたいとウズウズしていた。
ボクは初めてユニットの良さを知った。
確かに緊張もしているし不安だ。けど、その緊張や不安を分かち合える。
分かち合えるから、ユニットとして頑張れる。そういう気が湧いてくる。
今なら何でもできそう、とボクは柄にもないような事を思った。

「飛鳥!智香!」

「Pさんっ!」

智香が待っていたと言わんばかりにPに駆け寄った。

「P、キミがきたということは…」

「あぁ、時間だ!2人とも、これまでの成果、精一杯お客さんに見せてこいっ!」

瞬間、智香の目がキラキラと輝いた。
そしてその目がこちらを向いた。

「飛鳥ちゃんっ!……私たちの世界を、見せにいこうっ☆」

「っ!」

世界。
瞬間、ボクはその単語に心を打たれた。
そして一つ、深呼吸をする。

「…そうだね。フフッ、アフォガード…か。………往こう、智香!ボクらの甘く、ほろ苦いニュー・ワールドへ、客を残らず招待しようじゃないか!」

「……!うん、往こう、飛鳥ちゃんっ!」

ボクと智香は手を繋ぎ、ステージの光へと走り出した。






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