1:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 18:06:46.09 ID:8clQ6dE70
男「猫と話せるようになりたい」
女「幾ら友人が少ないからといって、話し相手を間違えてはだめよ。男君」
男「いや、女さんだってコイツと話してみたいとは思わないのか?」
黒猫「ナーオ」スリスリ
女「思わないわ」
男「女さん、猫キライだったっけ」
女「好む、好まざるを問わず、愛玩動物と会話する気はないわ」
男「えぇ、じゃあなんだったら会話するの?」
女「ライオン、シャチ、熊、あとそう、宇宙人もいいわね」
男「どうしてそのチョイスなんだ?」
女「自分の脅威となる生物とは仲良くしておきたいじゃない」
男「動機が不純すぎる……」
女「あら、いたって純粋よ。彼らに襲われたときどうか見逃してくださいって言うの。そうすれば貴方が交尾しているときの写真を返してあげるってね」
男「それは純粋なる脅しだっ!でも、君の言う相手には通用しないんじゃ?」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 18:07:49.73 ID:8clQ6dE70
女「そうね、だから私は人以外と会話しないわ。価値観がずれていると疲れるもの」
男「君も変なところで苦労しているんだねぇ」ナデナデ
黒猫「ニャーン」
3:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 18:09:28.22 ID:8clQ6dE70
女「そもそも、かわいそうな男君は猫と話すという前提が間違っているの。
書籍や映画で、異種族同士が同じ言語を話すのを見たことがあるでしょう。
互いに協力したり敵対しているけれど、あれって実は歪んでいるわ。
4:名無しNIPPER[saga]
2016/03/17(木) 18:10:55.86 ID:8clQ6dE70
女「そうね。でも言語を理解するってとても難しいことだから、心配いらないと思うわ。
私たちが、言葉を開発してからの年数は未だ分かっていない。でも、何万年も前から存在していたのよ。それが時間をかけて洗練され今に至る。
猫の言語だって同じでしょう。人間のように高度な発展はしなかったけれど変化し続けている。それぞれが交わるのは容易ではない。
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