過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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11:名無しNIPPER
2016/03/19(土) 12:14:13.27 ID:un0g6Ddf0
― 第七学区、ファミレスJoseph's


麦野「――――ってわけでね? 今回は色々と上がごたついてるみたいなのよ」


店内なのに半袖コートを着込んだ茶髪の女が、一通りの説明を終えてシャケ弁に再び箸を伸ばす。

ファミレスだという事にも関わらずコンビニかどこかから買ってきた物を食べる彼女を突っ込む者はいない。

彼女の名は麦野沈利。学園都市に七人しかいない超能力者、その第四位である。


フレンダ「へぇー。で、うち以外の暗部にも色々と指令が送られてるって事?」


こちらの金髪の女は鯖の缶詰を食べている。

彼女はフレンダ=セイヴェルン。爆発物を使い、敵を追い詰める。

最も恐ろしいのはその顔の広さだ。表と裏を合わせればその知り合いの数は千人に上るという。


絹旗「『スクール』、『ブロック』、『グループ』、『メンバー』。うちと合わせて五つですか。それで、肝心の仕事内容は何ですか?」

滝壺「………南南西から信号がきてる……」


絹旗最愛。滝壺理后。

彼女達もまた、強大な力を持つ能力者だ。その区分は大能力者。


麦野「えっとねー。『とにかく暴れろ』」

絹旗・フレンダ「「は?」」

麦野「いや、だからさぁ。私にも良くわかんねーんだって。なんか、暴れ回っていいらしいんだわ。あ、でも暗部の一員である限りは表には出ないように心掛けてね」

絹旗「状況が超掴めませんが、とりあえず自由にしていいという事ですか?」

麦野「そーそー。適当にやってていいよ。何かムカつく連中がいたら招集かけるから」


麦野沈利。絹旗最愛。フレンダ=セイヴェルン。滝壺理后。

彼女達四人は学園都市暗部の勢力の一つ。『アイテム』。


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