過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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24:名無しNIPPER
2016/03/20(日) 14:39:40.05 ID:z9KorbYz0
―― 第七学区、裏路地


一方通行「………」

御坂「あ、何か顔がしっかりしたわね。じゃあこれで充電OKってことなのかしら」


騒音の中、一方通行は目覚めた。


一方通行「………そォか。オマエが充電を」

御坂「感謝しなさいよね。アンタへの恨みを忘れたワケじゃないけど、今はそんな事言ってる場合でもないし」

一方通行「……あァ。そォだな。感謝しておかねェとな。今回ばかりは、流石にヤバかった」

御坂「ヤバいのは今も同じよ。さぁ、すぐに私達も参戦しましょう」

一方通行「あのヤロウ。今度こそミンチにしてやらねェとなァ」


アックアと対峙する白井、土御門はギリギリの所で攻撃を避け続けていた。


土御門「とにかくアイツに攻撃は当たらないし、アイツからの攻撃も基本防げないと考えた方がいい」

白井「それでこのテレポート連発ですのね。まぁ実際、時間稼ぎは出来ている事ですし気にはしませんが。では結局どうやってアイツを仕留めますの?」

土御門「いや、仕留めようと思うな。アイツは聖人って言ってな。説明は省くが、とにかくそもそもの肉体構造が俺達とは違うんだにゃー」

白井「……聖人? それで能力者でも無いのにあそこまでの挙動を。成程、納得ですわ」

アックア「そろそろ幕引きにしたいのであるが」

土御門「いや、お前はここで足止めされてもらうぜい」


土御門には唯一とも言える算段があった。

それは、アックアの行動理念。

情報通りなら、アックアは無意味な殺戮を行わない。だからこそ充電中の一方通行をその音速で狙いに行かなかったし、絶対に勝てる状況で敢えて撤退を選んだ。

だからこそ、ここで永遠に足止めをしておきたい。


土御門(右方のフィアンマ、左方のテッラ。他にも不穏分子は二人もいるんだ。それにヴェントの死亡も確認されちゃいないしな)


と、そこに。


御坂「行くわよ!!」

一方通行「スクラップの時間だぜェ!? クソ野郎がァァァァア!!」


御坂の超電磁砲と、一方通行の音速の竜巻が重なって突撃する。


アックア「む……ッ!?」


流石のアックアもこればかりは避けるしか無く、右に大きく躱す。

そこに。

ギュバァッ!!! という轟音と共にエメラルド色の光の粒子が建物を貫通して押し寄せる。


アックア「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!?」


咄嗟に、アックアは辺りの建物を地面から剥がして盾にした。

が、それでも光の粒子――――原子崩しは止まらない。

ドォッ!!!! という轟音が鳴り響く。建物が崩壊し、辺りに塵が舞う。


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