過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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36:名無しNIPPER
2016/03/21(月) 09:07:35.61 ID:SmDT5UqN0
―― 学園都市、垣根を追う集団


学園都市の街並みを飛び去って行く垣根を追う集団がいた。

それは出遅れた上条、一方通行だけではなく。


御坂「アレで間違いないのよね!?」

初春『はい、白い翼を生やした人です!!』

御坂「じゃあ、先に始めちゃうわよ!!!」


御坂の体から青白い電流が迸る。

地上から、上空の垣根目掛けて電流が空を走った。

ビリビリィ!! という轟音が音速で接近する。


垣根「……ちっ、超電磁砲か」


それを未元物質で防ぎ、垣根は空を飛びながら、御坂の方を向いた。

未元物質でケースのような物を作り、その中に打ち止めを入れ、翼で自動飛翔モードにして御坂美琴と対峙する。


垣根「超電磁砲の電撃は学園都市トップクラスだ。噂でしか聞いた事は無かったが、たしかにこれは中々だぜ。攻撃翌力だけなら一方通行を超えてるかもしれねぇ」

御坂「だったら何よ!!」


会話中にも、途切れる事なく御坂の雷撃と垣根の未元物質が交差する。


垣根「お前は第三位だ。第一位のアイツ曰く、アイツと俺の間にも差があるらしいが、俺は二位と三位の間にも大きな差があると思うわけだ」

御坂「差、ですって?」

垣根「防御能力の差だよ。お前や麦野、心理掌握は能力だけは恐ろしいもんだが、その分、防御力に欠ける」

御坂「……」

垣根「砂鉄の壁なんざ、超能力者には通じないって事だ」

御坂「面白い話をありがとう。じゃあ、お得意の超電磁砲、食らってみる!?」


キィン。という音がした。

ポケットからコインを取り出し、指で一度弾く。

照準を合わせ、垣根目掛けて音速の超電磁砲を発射した。


垣根「へぇ」


が、垣根はとてつもない速度で後方へ移動し、その射程距離外へと逃げた。


御坂「な―――ッ!!」

垣根「射程が短いな。もっと良い物撃ちだせねぇのか? まぁ、持ちあるけるサイズといえばその程度か」

○○「じゃあ、射程ガン無視のこれならどうよ、第二位垣根帝督」

垣根「!?」


反応する間も無く、緑色の閃光が垣根の翼の一本をぶち抜いた。


麦野「まったく、何が第三位の超電磁砲だ。ここで私がこいつより戦果をあげれば、そんな事無いって証明できんのかねぇ?」

御坂「……原子崩し」


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