過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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63:名無しNIPPER
2016/03/22(火) 23:15:43.29 ID:Hec+9cl/0
十月六日



いつもと何も変わらぬ朝。

上条当麻は自室の風呂場で目を覚ます。


上条「………ふ、不幸だぁあ――――はっ!? お、俺は遂に夢の中でまで不幸に……」

上条「不幸だぁあああああああ!!」


すると、ふにゃー!! という猫の声が風呂のドアの外から聞こえてくる。次に。


インデックス「とうま!! うるさいから目が覚めちゃったんだよ? 何をそんなに不幸不幸って言っているのかな」

上条「多分、食事に関してはお前が原因なんだとは思うけどなインデックス」

インデックス「むううう」




―― 学園都市、第七学区。道路。



一方通行は光の下を歩いていた。

どうにも眩しくて歩く気になれなかったこの街並みも、少しは好きになれそうな自分がいると薄々思ったりもしているところである。


黄泉川「お。ようやく見つけたじゃん。一方通行」

一方通行「チッ。黄泉川か」

黄泉川「打ち止めが捜してたじゃんよ。一体、あの日からずっと何をしてたじゃん? 話では、この辺りで一昨日大暴れした白髪の能力者がいたって聞いたりもしたけど」

一方通行「知ってるモンを尋ねるってェのは性格悪ィんじゃねェか?」

黄泉川「そりゃそうじゃん。さぁ、帰ろう」

一方通行「俺はまたどこかへ消えるかもしれねェぞ」

黄泉川「そしたらまた捜しに行くじゃん」

一方通行「………お人好しが」



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