過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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69:名無しNIPPER
2016/03/25(金) 10:10:19.26 ID:H0OVxYow0
―― 学園都市、第十七学区操車場


時刻は十時。

ここに上条当麻、土御門元春が集まっていた。


上条「つち、みかど……っ!? 何でこんな時間に、こんな所にいるんだ?」

土御門「悪いな、カミやん」

上条(操車場なんかに普通用事は無いはずだ……。しかもこんなピンポイントな時間に。じゃあ、もしかしてあのメールの送り主と土御門は繋がりがある……!?)

土御門(暗部の仕事が続いているって事は、未だに舞夏が人質に取られる可能性があるって事だ。いくらカミやんが相手でも、俺は妹を優先する)

上条「理由を教えろ土御門!! 必要悪の教会からの指示か? イギリスに行けってんなら俺は行く。フランスでもイタリアでもだ。だから、何でこんな事をしたのか理由を言えよ土御門」

土御門「上からの命令なんて、案外理由なんて無いモンだぜい。カミやん」カチャリ

上条「銃―――――ッ!!」

土御門「最後にもう一回だけ言っておく。悪いな」


そして、銃声が鳴った。

が。


上条「……?????」


上条に傷は無かった。

気付けば前に立っていた小柄な少女が、上条を銃弾から守ったからである。


絹旗「まさか仕事って、この程度の敵から人一人守る事ですか。超げんなりですが、ぱっぱと超済ませてしまいましょう」

土御門「窒素装甲―――絹旗最愛か!! 『仕事』だと? 一体誰からの……」

絹旗「それを言う必要が超ありますか? グループの頭の土御門元春さん。たしか貴方は無能力者でしたね。特筆すべきはその頭の柔軟性と純粋な身体能力。まぁ、何が有ろうと私の窒素装甲は超砕けませんので」

上条「……えっと、たしかあの四人組の。何で俺を守ってくれたんだ?」

絹旗「仕事です。他意は超ありませんので勘違いはしないでください」

土御門「……大能力者相手に分は悪いが、それでもこっちも退けないんでな。一発でもカミやんに当てれば後は連れていくだけだ。そこを通してもらうぞ窒素装甲」

絹旗「映画なんかでは超ありきたりな発言を、まさかする事になるとは超思っていませんでした。――彼を連れ去りたかったら私を超倒してからにしろ」



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