過去ログ - 【安価】京太郎「必ず救ってみせる」
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125: ◆3tY9LUZmV5E6[saga]
2016/03/24(木) 17:27:02.30 ID:Q2pyBV+uO
それからのネリーはずっと俺から離れなかった。シャワーから出る時も身体を拭く時もベッドの上に座る時も。
ネリー「京太郎、京太郎」ギュ-ッ
京太郎「どうした?」
ネリー「なんでもない♡」ギュ-ッ
京太郎「……」
やけに顔を擦り付けてくる、猫でもそこまではしないだろう。愛おしそうに、愛らしく、ゆっくりと擦り付けてくる。
ネリー「これからはずっと一緒だからね」
京太郎「俺、長野だぜ?」
ネリー「東京に引っ越してくれば良いよ」
京太郎「あのなぁ……」
ふと気がかりな事が出来た。
京太郎「あっ……」
京太郎「そう言えばどうしてホテルなんだ?」
東京にある学校だからわざわざホテルなんかに住まなくても良いだろうとは思う。
ネリー「スポンサーがお金を出してくれるからね、勝つ為に」
ネリー「家の方が集中出来る人は家や寮に居るけど、ネリーはホテルの方が気楽なんだ」
京太郎「どうして?」
ネリー「寮だと雑音が多いから……」
一瞬、ほんの一瞬、ネリーの瞳に火が宿ったのを俺は見逃さなかった。
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