86: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/03/20(日) 16:29:49.61 ID:N86aTO0J0
「ペパロニねぇさん!」
ペパロニ「落ち着け!IV号にそのまま突っ込んで行け!」
ペパロニ「すぐ近くをかすめていくんだ!それなら撃たれない!」
なんとかIV号の砲撃を食らわずにやりすごすと、即反撃開始をしたがる隊員たちの声が無線で届いてきた。
ここではアレと対戦するべきではないと、私は後輩たちをなだめた。
アンチョビ『こちらP40。とっくに位置についてるぞ。次はどうすればいい?』
ペパロニ「え〜っと、予定変更してP40にはこれから動いてもらいます。行き先は――」
大洗の戦車はそこらじゅうにいた。
こちらの動きはことごとく先手を打たれて、封じられた。
カルロ・ベローチェは少しずつ数を減らされ、相手の包囲網はどんどんきつく締められていった。
走行不能になっていたルノー戦車にも途中で復帰された。
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