過去ログ - 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック ソロ-5【オリジナル】
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12: ◆x8NsquFWLI[saga]
2016/03/19(土) 21:21:07.82 ID:Tv+xRLAHo

■ 前スレラスト


【4:30】


今、あなたは確かに優位を獲得した。
それを更に確かな物にするにはどうすべきか。

武器を奪ってしまえば良いのではないか、と、あなたは考えた。

そのために必要なのは筋力である。
生身の状態でも十分な力を誇るあなたではあるが、失敗は即座に危機に直結するだろう。
作戦を磐石の物とするべく、あなたは己の肉体を強化した。


◆ フィジカル・ブースト

筋力 8 → 14


そうして、ようやく体を立て直した戦士に、再び飛び掛る。

相手は鈍く、あなたは鋭い。
ただでさえ彼我の敏捷性には大きな開きがある。
そこに体勢の崩れを戻したばかり、という条件を加えれば、戦士があなたに反応できる理由は無い。


大槌を奪うには、当然あなたの手で掴まなければならない。
しかし、あなたの両手は小盾とメイスで埋まっている。
どちらを投げ捨てるか、あるいは万全を期して両方を投げ捨てるか。
あなたは戦士へと間合を詰める一瞬で考えた。


あなたは小盾とメイス、その両方を足元に投げ捨てた。

武器ならば今目の前にある。
奪った後、そのまま振り回せば事足りるのだ。
そう考え、大槌の柄へと手を伸ばし、それを確かに握った。


大槌は、あなたの予想に反して何の抵抗も無く強奪に成功した。

何故抵抗しなかったのか。
あなたの脳裏にそんな疑問が浮かんだ瞬間、答えは即座に返された。

眼前に現れたのは、ガントレットに覆われた腕である。
あなたの首を目掛けて、細首を絞め折らんと鎚を手放した手が伸ばされたのだ。


それをあなたは、紙一重の所で回避した。
奪った大槌が重量で流れるのに身を任せ、後方へと飛び退る事に成功する。


戦士の骸とあなたとの距離は数歩程度。
あなたの速度をもってすれば、詰めるには一瞬で済む。

相手はあなたを睨んだまま身を屈め、地面に落ちた小盾とメイスを手繰り寄せようとしている。
放置するならば、彼は再び武器を手にしてしまうだろう。



【次回安価指定行動】

屈んだ姿勢の頭めがけて一撃



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