過去ログ - モバP「アイドルサバイバルin仮想現実」
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◆E.Qec4bXLs
[saga]
2016/03/19(土) 20:56:29.12 ID:sA/EEehz0
障害は排除した、もう残っているボットは遊佐こずえと森久保乃々だけ
そして乃々はどこかに隠れてしまった。でも彼女ならこずえを邪魔しないし害しない
そのことはこずえも十分身に染みて知っている。彼女をここまで生かしたボットを忘れたりしない
だから狙うべきは不確定要素、天から降りた電車の塔
加えて、電車へ向かって走る”一人の”プレイヤー
自分たちに立ちふさがる”四人の”プレイヤー
どの目標を狙うにもやや遠い、そしてぴにゃは遅い
プレイヤーたちはどうやら、こずえが戦っている内に移動していたらしい
「............?......」
遠く離れていても敵の姿はよく見える、遮蔽物となる建物はもうどこにもない
二者を隔てているのは純粋に距離の問題だけ
その距離をまずは一歩ずつ詰める
ズンンッ!
ぴにゃが地面を踏みしめる
___能力発動『桃井あずき』___
___能力発動『望月聖』___
滞空したままの姿でこずえが増殖していく
人数の差を埋める、戦力の差を開ける
最後に情報力の差を埋めよう
___能力発動『二宮飛鳥』___
仮想世界の間諜と盗聴を司る能力がこずえたちに宿る
五人に増えた分、それぞれが一人のプレイヤーの声を聴いた
一人だけノイズが多いのは現在進行形で遠ざかっているからだろうか
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