過去ログ - ロリ天使「お兄さん、善行を積みませんか?」
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102: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/03/22(火) 19:27:48.61 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「お兄さん!」

男「んだよ…なんだよぉ!」

ロリ天使「本当は怖かったんじゃないですか?私に出会うまでは、そんなことをしたって本当に地獄に行けるのか不安だったんじゃないですか?」

めちゃくちゃでもなんでもいいからとにかく自分を落ち着かせたいがために生み出した狂った結論。
なぜ自分がこの結論に今まで手を出さなかったのかをロリ天使に一瞬で見抜かれた。

それどころか


ロリ天使「いえ、私に出会ってからもそう。例え地獄に行ったってお兄さんの求めてる方に会えるかどうか心配だったんじゃないですか?違いますか?」

これもまた、図星だった。
そもそも今考えてみればなぜ、僕は最初からあいつに直接会いたいことを目標にしていなかった。

地獄に行くことを目標にしたのはなぜか。

ロリ天使は最初に『可能な限りですが』と言った。
なんとなく、自分の中であいつに会うことはもう『不可能』な気がしていたのか?

男「だったら、だったらどうなんだよ!少ししか希望がなくたって、あいつに会う方法は僕が地獄に行くしかないんだ!それしかないんだ!」

まるで包丁に言ってるかのようにロリ天使の顔も見ずに怒鳴った。
怖かった。今の自分がどんな顔をしているか分からなかったし、どんな顔をしてロリ天使を見ればいいのかも分からなかったから。



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