101:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:46:12.34 ID:o5IDEzmM0
漁師B「我那覇、無茶だ!こんな時に船を出すなんて…」
響父「俺は助けに行かないといけないんだ!」
漁師D「落ち着けよ、忠告したのに勝手に出て行ったのはあいつらだろ?」
102:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:46:41.29 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉(誰もが出せないと判断した中、最近入ってきた新入りが船を出してしまったらしい…)
響父「やっぱり助けに…」
漁師C「だから無理だって!」
103:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:47:14.70 ID:o5IDEzmM0
漁師B「ねこ吉!ねこ吉からも言ってやってくれ!」
ねこ吉「はぁ…全く…」
響父「ねこ吉…」
104:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:47:42.23 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「リーダーたる者、時には切り捨てる覚悟も必要だ。その重さもまた…」
響父「そうじゃないんだ!」
ねこ吉「?」
105:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:48:42.10 ID:o5IDEzmM0
響父「俺には…部下はもちろん、家族や子供たち…それにお前がいる…」
ねこ吉「それがどうか…」
響父「ここであいつらを助けに行けない俺を、俺は家族や…お前に誇れない!」
106:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:49:11.48 ID:o5IDEzmM0
響父「お前が友達になった俺という男は、部下を見捨てるような男だったのか!?」
ねこ吉「貴様…」
響父「違うだろ!俺は…俺は…」
107:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:49:51.86 ID:o5IDEzmM0
響父「い、いいのか?」
ねこ吉「ダメだと言っても行くのだろう?知っているよ、貴様はそういう男だ…」
響父「へへへ…」
108:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:50:23.55 ID:o5IDEzmM0
響父「…なぁねこ吉」
ねこ吉「なんだ?」
響父「…俺が死んだら家族を頼むわ」
109:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:51:05.93 ID:o5IDEzmM0
響父「…帰ってこれるかな?」
ねこ吉(いつもなら言わないあのセリフを…)
響父「…俺、もう一度ここに…」
110:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:51:37.21 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「あぁ、お前なら大丈夫だよ」
響父「…ありがとう!」ダッ
ねこ吉(あの時の選択が正しかったのかは未だにわからない…)
214Res/65.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。