123:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:00:29.18 ID:o5IDEzmM0
響「えっぐ…」
オウ助「ひ、響ちゃん…」
響「うっぐ…」
124:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:01:15.14 ID:o5IDEzmM0
いぬ美「本当に男ってバカね!」
ハム蔵「ちくしょう…」
オウ助「なんで俺まで…」
125:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:01:48.04 ID:o5IDEzmM0
ハム蔵「でもよお、このままじゃダメだろ?何か方法はないのかよ?」
オウ助「そうだな、何か父親の代わりになるようなものがあれば…思い出の品とかはないのか?」
いぬ美「あの人は仕事柄中々家に帰らないというか時間が合わなかったからねぇ…本人ゆかりの品はともかく響ちゃんにも関係あるようなものは…」
126:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:02:21.80 ID:o5IDEzmM0
ハム蔵「あっ!一個あるじゃねーか!響ちゃん、誕生日にリボン貰って大切にするって言って…」
いぬ美「ええ、大切にするって言って押入れの奥に入れたらなくなったわね」
ハム蔵「何してくれてんだよあいつは!?」
127:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:02:49.96 ID:o5IDEzmM0
いぬ美「仕方ないわよ、こんなことになるとは思わないもの…」
オウ助「匂いを辿ったり出来ないのか?」
いぬ美「無理よ、響ちゃんの匂いを辿ろうとしてもそもそもこの部屋は響ちゃんの部屋だもの…匂いなんてそこら中からするわ」
128:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:03:38.51 ID:o5IDEzmM0
いぬ美「…もういい加減今夜は私たちも寝ましょう」
オウ助「そうだな…」
ハム蔵「…あぁ」
129:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:05:08.51 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉(この家の玄関の鍵は古いタイプだからな…我輩の爪で開けられる…)
カチャカチャカチャ
ガチャッ
130:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:05:47.31 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉(そして、大切なものを隠すとなればある程度奥に詰める…そしてそれは段々と埋まっていくため…)ゴソゴソゴソ
ズルッ
浅葱色のリボン
131:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:06:52.45 ID:o5IDEzmM0
響「ぐすん…たぁ…りぃ…」
ねこ吉(ここに置いていくぞ、響ちゃん)
132:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:07:19.39 ID:o5IDEzmM0
翌朝
響「ハム蔵!いぬ美!オウ助!」
ハム蔵「おう、おはよ…ってうぇぇえ!?」
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