148:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:18:11.01 ID:o5IDEzmM0
いぬ美「漁師さんたちに頼めば漁の最中に見つかるかもしれないし、ほら、もう今日は帰りましょ?」
響「嫌だ!見つかるまで探す!あれは…あれはたーりーがくれたやつだから…」ザクザク
ハム蔵「だからどこまで掘るんだよ!もはや落とし穴じゃねーか!」
149:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:18:46.76 ID:o5IDEzmM0
響「でも…あれはたーりーの…」
オウ助「大丈夫だ…今度もまたたーりーが見つけてくれるからさ。だから今日は帰ろう」
響「本当に?」
150:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:19:16.60 ID:o5IDEzmM0
響「うーん…」
オウ助「響ちゃん?」
響「わかった…今日は帰るぞ…」
151:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:19:50.02 ID:o5IDEzmM0
ハム蔵「…嘘は嫌いなんじゃなかったのか?」ヒソヒソ
オウ助「しょうがないだろうが…」ヒソヒソ
いぬ美「とりあえず今日は帰りましょ」
152:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:21:08.26 ID:o5IDEzmM0
響「うん…」
いぬ美「ほら、この穴も埋め…るのは難しいからあそこの板で蓋をしましょう」
ねこ吉「…」
153:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:21:45.46 ID:o5IDEzmM0
その日の夜
ザザ-ンザザ-ン
ねこ吉「あやつらはいくつか計算違いをしていた…」
154:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:22:18.77 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「一つは時間、あれだけ激しい波だと割と早くに打ち上げられるか全く打ち上げられないかのどちらかだ、時間が経ってから打ち上げられることはほぼない。その点において響ちゃんの読みは実は近かった…」
ねこ吉「もう一つは…」
ダイオウイカ ウネウネ
155:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:22:54.57 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「ふひひひ、この布切れ気にいったぞ。持って帰ろう」
ねこ吉(…仕方あるまい)
ねこ吉「おい貴様」
156:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:23:32.89 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「我輩の名はねこ吉だ。そして貴様が持っているその布切れなのだがな、それは我が友の大切なものなのだ。だから返してくれ」
ダイオウイカ「はぁ?返せ?やだね、俺様が見つけたんだ、俺様のものだ」
ねこ吉 スッ
157:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:24:03.44 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「はなから貴様に了解など求めてはいない。我輩にかかればこの通りだ。では…」
ダイオウイカ「おっと、逃がすかよ!」ダッ
ねこ吉「…面倒なやつだな」
158:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:24:46.51 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「さっきは油断したが、この体格差で逃げ切れると思うなよ?」
ねこ吉「やれやれ…仕方ない…」
ダイオウイカ「死ねやゴラァァ!」
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