過去ログ - ねこ吉「吾輩はねこ吉である」
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153:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:21:45.46 ID:o5IDEzmM0
その日の夜

ザザ-ンザザ-ン

ねこ吉「あやつらはいくつか計算違いをしていた…」
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:22:18.77 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「一つは時間、あれだけ激しい波だと割と早くに打ち上げられるか全く打ち上げられないかのどちらかだ、時間が経ってから打ち上げられることはほぼない。その点において響ちゃんの読みは実は近かった…」

ねこ吉「もう一つは…」

ダイオウイカ ウネウネ
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:22:54.57 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「ふひひひ、この布切れ気にいったぞ。持って帰ろう」

ねこ吉(…仕方あるまい)

ねこ吉「おい貴様」
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:23:32.89 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「我輩の名はねこ吉だ。そして貴様が持っているその布切れなのだがな、それは我が友の大切なものなのだ。だから返してくれ」

ダイオウイカ「はぁ?返せ?やだね、俺様が見つけたんだ、俺様のものだ」

ねこ吉 スッ
以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:24:03.44 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「はなから貴様に了解など求めてはいない。我輩にかかればこの通りだ。では…」

ダイオウイカ「おっと、逃がすかよ!」ダッ

ねこ吉「…面倒なやつだな」
以下略



158:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:24:46.51 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「さっきは油断したが、この体格差で逃げ切れると思うなよ?」

ねこ吉「やれやれ…仕方ない…」

ダイオウイカ「死ねやゴラァァ!」
以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:25:15.04 ID:o5IDEzmM0
数十分後

ダイオウイカ「オラ!オラ!」ブンッブンッ

ねこ吉 スッスッ
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:25:48.51 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「くっくっくっ…」

ねこ吉「どうした?気でも狂っ…」

ダイオウイカ ブンッ
以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:26:26.38 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「くっくっくっ、『速すぎて見えなかった』って面だなぁ?」

ねこ吉「ふんっ、馬鹿を言うでない。そんなこと…」

ダイオウイカ「今までのが俺様の全力だとでも思っているのか?」
以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 17:27:16.94 ID:o5IDEzmM0
ダイオウイカ「考えなかったのか?本当に俺様があの程度のスピードしか出せないんなら何でお前はこの数十分の間逃げることができなかったのかを…」

ねこ吉「…どうやら我輩はとんでもない見落としをしていたようだな」



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