50:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:12:05.81 ID:o5IDEzmM0
響父「それでも気がひけるならまた魚の場所教えてくれよ!」
ねこ吉「…わかった、いただいておく」
ねこ吉(しかし、問題はここからだ…)
51:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:12:44.19 ID:o5IDEzmM0
漁師A「この調子で明日からもガッポガッポ取っていこう!」
漁師B「食い切れないほどの魚を獲ってやろう!」
ねこ吉(ほれみろ…)
52:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:13:26.89 ID:o5IDEzmM0
漁師C「そうだな!それでもっともっとこの漁港を発展させて…」
漁師D「俺たちは大金持ちだ!」
漁師ABCD「「「「がはははははは!」」」」
53:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:14:07.41 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉(まあそれならそれでいい…むしろいつも通りだ…こうなれば我輩の手で…)
響父「いや、それはやめよう」
ねこ吉「!?」
54:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:14:37.97 ID:o5IDEzmM0
漁師A「おい、我那覇。どうしたんだよ?」
漁師B「そうだよ、この調子で行けば俺たち大金持ちだぜ?」
響父「魚だって勝手に湧いて出るわけじゃない。そんなにむやみやたらに獲ってたらいつかいなくなっちまうよ」
55:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:15:03.90 ID:o5IDEzmM0
漁師C「流石にそんなことあるわけないだろ?あんなにいるんだぜ?」
響父「じゃあ仮にそうだったとしよう。むやみやたらに獲ってもいなくならないとして、そんなに獲ってもお前食い切れるのか?」
漁師C「あっ…」
56:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:15:46.09 ID:o5IDEzmM0
響父「別に全部食わなくても売ってもいい。でも今日以上に獲ったら絶対に魚は余るぞ?その余った魚はどうするんだ?」
漁師ABCD「「「「…」」」」
響父「俺たちは命を貰ってるんだ、それを忘れちゃいけないよ。自分たちが生活できる分だけでいいじゃないか。あとは魚たちと、自分の子供たちに残してあげないと…」
57:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:16:16.41 ID:o5IDEzmM0
漁師A「…そうだな」
漁師B「魚だって生きてるんだしな…」
漁師C「うん、俺たちが間違ってたよ…」
58:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:17:01.50 ID:o5IDEzmM0
ねこ吉「貴様…やるではないか…」
響父「ん?何がだ?」
ねこ吉「…伝わらないならそれで良い」
59:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:17:31.69 ID:o5IDEzmM0
響父「何だよー!教えてくれよー!」
ねこ吉「貴様には自分で考えることも必要だ、何でも教えてもらえると思うなよ」
響父「そんなぁ…」
60:名無しNIPPER[saga]
2016/03/20(日) 16:18:06.69 ID:o5IDEzmM0
響父「だってお前仲間だろ?」
ねこ吉(あやつはそう言って、我輩の寝床を漁港の中に準備してくれた…)
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