過去ログ - 八幡「由比ヶ浜タートル」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「由比ヶ浜タートル」

↓ 1- 覧 板 20

1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:36:36.37 ID:L7Ld4fPm0
私と少女は向かい合うように座っていた。

少女は今日、あったことを話す。

好きな人が自分をぞんざいに扱うこと。

好きな人と女友人が話している空間に入れないこと。

それから少女は肩を震わせて瞳に涙を湛えながら、私に尋ねる。

「どうして、見てくれないのかな

あたしって、そんなに、だめ、なんでしょうか」

それはちがう。

ぜったいに、アナタのせいではない。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:38:16.49 ID:L7Ld4fPm0
「ううん、結衣は可愛いよ。あたしが言うんだから間違いない」

「いいえだめなんです。分かってます、こんな軽いノリはただの飾りなんです。

ホントのあたしは、暗くて、嫉妬深いから」

以下略

3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:39:39.15 ID:L7Ld4fPm0
「とにかく、その垂れてる鼻水ふいて。せっかくのカワイイ顔が台無しだよ」

ポケットティッシュを渡すと、彼女はそれをぼんやりと眺めるばかり。

ふぅ、世話の焼ける子だ。

以下略

4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:40:55.56 ID:L7Ld4fPm0
それでも赤く腫れた瞼は、彼女の涙を主張していた。

そんなわたしの目線に気づいたのか、結衣は何度も目をこすりながら、ぎごちなくつぶやいた。

「ありがとう、ございます」

以下略

5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:42:33.73 ID:L7Ld4fPm0
「それは違うよ、結衣。問題はあの二人。

変わらないといけないのは、あの二人なんだよ」

結衣は目をぱちくりとして、わたしを見た。

以下略

6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:46:42.92 ID:L7Ld4fPm0
「そもそも結衣はね、人懐っこくて奉仕部の潤滑油としてはぴったりだったから、受け入れられたんだと思うよ。

比企谷くんと雪乃ちゃんは、好きでアナタを入れたわけじゃない。

必要だから、入れたんだよ。

以下略

7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/20(日) 17:48:45.64 ID:L7Ld4fPm0
「あぁ、弄んだと言った方が正しいかもね。でも大差ないよ。

比企谷くんは結衣の感情に気付いていながらも、奉仕部のためにそれを黙殺した。

雪乃ちゃんは結衣の感情に気付いていながらも、比企谷君を好きになった。

以下略

8:名無しNIPPER
2016/03/20(日) 20:47:19.20 ID:J8sLgkSwo
なんか知らんがキャラ崩壊好っきゃなー
しかもつまんねーw

9:名無しNIPPER[sage]
2016/03/20(日) 20:51:48.01 ID:hmfGc3fxo
乙?
期待する

10:名無しNIPPER[sage]
2016/03/20(日) 21:05:18.09 ID:kJRqCvBRo
別にキャラ崩壊してるようには見えないが、つまらん

11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/21(月) 00:27:05.06 ID:i1t2N24S0
悪夢から目を覚ましたとき、あたしの体は冷え切っていた。

その原因は、この湿気を多分に含んだ毛布にあるのだろう。

夜中は冷え込む時期だから、毛布を重ねて寝るようにしているのだが

以下略

12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/21(月) 09:13:22.84 ID:ErdRMmUJo
ハッピーエンドならいいなあ。無理だろうけど

13:名無しNIPPER[sage]
2016/03/21(月) 09:26:24.85 ID:egDAw2vHo
乙です

13Res/7.50 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ