過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】
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651: ◆8XyqeMzH7M[saga]
2016/04/24(日) 21:47:49.17 ID:7PAHYw/G0
ショタ提督『……兄ちゃん?』

兄『……ん?提督か。ちょっと待ってろ、この勉強が終わったらすぐ遊んでやるからな?』カキカキ

ショタ提督『お勉強……?』

兄『あぁ。“提督”って知ってるか?』

ショタ提督『てーとく?知らない……』

兄『ま、そりゃそうだろうなぁ。いいか?俺達がどうして、こうやって毎日ご飯を食べたり昼寝出来ると思う?』

ショタ提督『え、えぇっと……?』

兄『……それはな?海の底から深海棲艦が襲って来ないように、艦娘が守ってくれてるからなんだ!』

ショタ提督『しんかいせーかん……かんむす……?』

兄『簡単に言うと……深海棲艦は悪〜いばいきんまんなんだ。皆をいじめて、それはそれは酷いことをするんだ!』

ショタ提督『えぇっ!?』

兄『そこに艦娘がやって来て……アンパンマンみたいに、深海棲艦をやっつけてくれるってわけ!』

ショタ提督『そ、そうなんだ……艦娘って、良い人なんだね……』

兄『おう。で、俺が勉強して目指してるのは提督……ジャムおじさんみたいに、アンパンマンを助ける人だな』

ショタ提督『ジャムおじさん……』


僕と遊んでくれる時以外は、兄さんはずっと勉強してた……そう、提督になる為に……

兄さんは、あの時から……提督を目指して、努力してたのを覚えてるんだ……

でも、そこから雲行きが怪しくなっていって……


母『――!?』

父『――!』


ショタ提督『ひっく……ぐすっ……』ポロポロ

兄『……大丈夫だ。俺がついてるから、な?』ナデナデ

ショタ提督『ぐしゅ……うん……』


いつしか、父さんと母さんは喧嘩ばかり……幼かった僕にとっては、凄く怖くて……

その時も、いつも僕を守ってくれたのは……僕を恐怖から救ってくれたのは……兄さんだったんだ。


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