26: ◆ji5zpvWQ2s
2016/03/21(月) 00:57:02.95 ID:yEEstrTR0
楓「プロデューサーさん、今までありがとうございました」
P「僕のほうこそ、ありがとうございました」
楓「……最後まで、私の前では「僕」でしたね。……さようなら、Pさん」
P「えっ」
そう彼女が言った後、すぐにドアは閉まり、彼女が乗せたタクシーは見えなくなっていった。
俺は帰り道に隅田川を通って、カバンの中にしまっていた指輪を、途中まで考えていた告白のセリフといっしょに闇夜に投げ捨てた。
「さよなら」
これでいいんだ。
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