過去ログ - 松尾千鶴「私はここにいる」
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5: ◆Ee6aKqE1Tg[saga]
2016/03/21(月) 13:24:27.49 ID:gHydqPPF0
「それでそれで、どした?このしゅがぁはぁとに話してみ?」

「どしたも何もありませんよ。」

「ふーん。誕生日を忘れちゃうくらいなのに。」

「えっ?嘘?」

「マジで気づいてなかったかあ。誕生日を忘れるにはちょっと若すぎだぞ☆」

「ホ、ホントだ…。」

慌ててカレンダーを確認すると明日は、いやもう今日だけど、私の誕生日だった。


「おい、どうしたんだよ千鶴ちゃん。」

「どうもなにもありませんよ。」

「強情だなあ、おい☆。そんなにはぁとが信用ならんか。」

「そうじゃなくて、くだらないことだから。」

「じゃあなんでそんなに悩んでいるのかなぁ?」

「悩んでませんよ!みんなにおいてかれそうだなんて。はっ!」


またしても墓穴を掘った私に、心さんは千鶴ちゃんはやっぱり可愛いよねぇ、と言った。


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