過去ログ - めぐみん「サキュバス!?」カズマ「!?」
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12: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2016/03/21(月) 20:03:12.53 ID:30+Y0kZq0
 
  *  *  *



 良い朝だった。
 昨日から同じ紅魔族であり同級生のゆんゆんがいる宿に泊まった。


 それにしても夢があんなにすごいなんて。
 カズマたちがハマる気持ちがわかるかも−−−−
 そんな事を考えながら朝食をとっていると、ゆんゆんが不思議そうな顔で。

「ずっとニヤニヤしているけど、何かいい夢でも見たの?」
「み、見てません! 見ていませんよ!」
「ふーん?」


 これはヤバい。夢の内容を思い浮かべただけで……積極的なカズマもなかなか……。だ、ダメだ。私がダメ人間に……。
 さっさと家に帰って、自室でゆっくり夢の内容を思い出そうと決意し。

「さて、私は帰ります。今日は泊めてくれてありがとうございました」
「うん、いいよ。だって私たち、しっ、親友だからね! いつでも歓迎だよ。いつでも泊まりに来ていいよ。だって親友だし!」
「はい。これから好きな時に好きなだけ泊まらせてくださいね」
「うん。いいよ。いつもで好きな時に好きなだけ−−−−−ってあれ? 私都合よく使われているだけのような……。ね、ねえ? めぐみんにとって私って都合の良い親友とかじゃないよね?」
「あたりまえじゃないですか」
「ねえ! 今の棒読みだよね!? もっと感情を込めて言ってよ! ねえ!」


 騒々しいゆんゆんを後にして宿を出た。
 帰路でゆっくり夢の事を思い返そうかと思ってたら、なぜかゆんゆんもついてきた。


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