過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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11: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:36:28.78 ID:Iu0OxYCO0
海未「招かれて早々大宴会を開かれては、流石に唖然としてしまいますよね」

ことり「……なんか、とっても広い部屋だし、ビックリするくらいの人数で、みんな凄く盛り上がってるから……」

海未「これも一応あなたへの配慮なんです」
以下略



12: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:36:59.12 ID:Iu0OxYCO0
ことり「わぁ…………!」

海未「海底の世界は珍しいですか?」

ことり「本当に海の底にある宮殿なんだ……!」
以下略



13: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:37:37.03 ID:Iu0OxYCO0
この地に関しては相応の知識を持っているようですが?

 ――言い伝え程度には……。

おそらくはあなたの知る伝承の通り、ここは海の者たちの住処、龍宮城です。
以下略



14: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:38:06.63 ID:Iu0OxYCO0
 ――あれ、私、入水……自殺、したの……?

記憶が混乱しているようですね。
ここに来る人間は大抵、直前の記憶を失っています。
ですがご安心を。
以下略



15: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:38:42.80 ID:Iu0OxYCO0
ことり「…………私、龍宮城に来たい、陸から逃げたいって思って、海に入ったんだ」

ことり「だけど本当にそうだったのか、全然思い出せない……」

海未「記憶はじきに戻ります」
以下略



16: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:39:18.53 ID:Iu0OxYCO0
海未「こちらの部屋で休んでください」

ことり「こんな豪華な部屋……大きなベッド……」

海未「あなたは大切なお客様ですから、専用の離れを用意させていただきました」
以下略



17: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:39:54.27 ID:Iu0OxYCO0
海未「……よろしければ、あなたの名を教えていただいても?」

ことり「あっ、ごめんなさい。私、ことり、です」

海未「ふふっ……あなたはどこか他の人間と違いますね」
以下略



18: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:40:28.45 ID:Iu0OxYCO0
―――


ことり(……………………)

以下略



19: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:41:04.97 ID:Iu0OxYCO0
―――


希「あの子はどうしたん?」

以下略



20: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:41:33.52 ID:Iu0OxYCO0
―――


ことり「…………ん」

以下略



21: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 21:42:12.27 ID:Iu0OxYCO0
ことり「うわぁ……!」


 昨日の夜、渡り廊下や縁側沿いに外の景色を紹介してもらった時も素敵だったけど。
 朝の光に照らされた龍宮城の眺めは、壮観の一言だった。
以下略



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