過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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267: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:17:51.03 ID:c+vPkEvQ0
海未「…………今後、夜にことりの部屋に訪れるのは、控えます」

ことり「!? そんなっ」

海未「事の発端は間違いなく私です。この先同様の行為を続けることはできません」
以下略



268: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:18:22.22 ID:c+vPkEvQ0
ことり「嫌だよ……海未ちゃん……」

海未「皆には、ことりに対して手を出さぬよう勧告しておきます」

海未「ことりが今まで通り、龍宮城で平和な生活を送れるよう……」
以下略



269: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:18:59.76 ID:c+vPkEvQ0
 海未ちゃんが去って、一人になってから。
 そっと部屋の障子を開けて、凛ちゃんと希ちゃんが入ってきた。


凛「ことりちゃん……」
以下略



270: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:21:21.41 ID:c+vPkEvQ0
―――


 モノを映すのは瞳ではなく心なのかもしれない。
 昨日まであんなに綺麗だと感じていた海が、今は輝きも煌めきも消えてしまったように味気無い。
以下略



271: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:22:15.52 ID:c+vPkEvQ0
 あれから。
 海未ちゃんは宣言通り、夜に私の部屋に来ることは無くなった。


ことり(…………また……今日も……)
以下略



272: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:22:48.41 ID:c+vPkEvQ0
希「ほら、凛ちゃん」

凛「うん…………ね、ねえことりちゃん、中央の娯楽室にでも行こっ!」

希「面白いことしてたらあっという間にご飯の時間になるって」
以下略



273: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:23:31.18 ID:c+vPkEvQ0
―――


海未「……」

以下略



274: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:24:33.87 ID:c+vPkEvQ0
―――


 色彩が失われた暮らしの中、何をしても胸に響かない。
 せめてもの癒しになったのは、中央区画の大浴場だけだった。
以下略



275: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:25:19.16 ID:c+vPkEvQ0
希「それ、お湯やないね」


 誰も側に寄ってこない浴場で、希ちゃんが私の側にやってきた。
 以前、大浴場で二人組に迫られたのを助けてくれた時と同じく、美しい肢体が私の目を引く。
以下略



276: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:26:07.03 ID:c+vPkEvQ0
希「はい、ことりちゃん。かんぱーい」

ことり「うん。乾杯」


以下略



277: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/26(土) 22:26:57.68 ID:c+vPkEvQ0
ことり「……おじゃましまぁす」

希「いらっしゃーい」


以下略



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